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PROJECT

Vgrip ナイフ・フォーク


「Vgripを使うと、自分の手で、好きなものを自然にさりげなく食事を楽しめる。」
「持つ力がなく、自分の力で食べることを諦めてしまった方にVgripを使う喜びと好きな料理を味ってほしい。」
握力の無いプロジェクトメンバーからの言葉です。

握力のない手で好きな料理をさりげなく自分のペースで、
そして、友人や家族との会話を楽しみながら…。

長い時間がかかりましたが、
極めてシンプルな形の「持つ力がなくても使える」、
ナイフとフォークが生まれました。


持つ力がないと常に両手でナイフやフォークを使う動作が必要となります。ナイフの次はフォークを、そしてまたナイフを。その繰り返しです。両手でナイフ、両手でフォークを持って食べる所作は、体の動きが多くリラックスしたものとなりません。また、肉などは切ることができません。


握力のない手で、片手にナイフ、片手にフォークを使って食事ができないか? さりげない自然な所作で…。
シンプルな綺麗な形のナイフとフォークを実現したい。


握力のない手で使えるナイフとフォークとは?
この問いに向かって、色々な素材でグリップを作る中からステンレスの丸棒でグリップを作るアイデアにたどり着きました。

バネ性を利用したホールド性の良いグリップがまとまりました。しかし、厚みが薄い女性の手がグリップの間隙に滑り込むという不具合が生じました。

ホールド性を損なわずに、より単純にできないか?
さらに試行錯誤を繰り返し、V字型のグリップに可能性を見出しました。手掌に沿った膨らみを持つV字型の形を数多く制作して、手の大きさの異なる頸損ユーザーと試用テストを繰り返し、ホールド性の良いグリップにたどり着きました。


長い時間がかかりましたが、
極めてシンプルな形の「持つ力がなくても使える」、
ナイフとフォークが生まれました。

はじめに、ご紹介した、握力のないプロジェクトメンバーの言葉です。
「Vgripを使うと、自分の手で、好きなものを自然にさりげなく食事を楽しめる。」
「持つ力がなく、自分の力で食べることを諦めてしまった方にVgripを使う喜びと好きな料理を味ってほしい。」

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